2011/2/21

産業・貿易

1月のEU新車販売1.4%減、10カ月連続で低迷

この記事の要約

欧州自動車工業会(ACEA)が16日発表したEU(マルタ、キプロスを除く25カ国)の1月の新車販売(登録)台数は104万1,650台となり、前年同月から1.4%減少した。新車買い替え奨励策の終了・縮小による買い控えが続い […]

欧州自動車工業会(ACEA)が16日発表したEU(マルタ、キプロスを除く25カ国)の1月の新車販売(登録)台数は104万1,650台となり、前年同月から1.4%減少した。新車買い替え奨励策の終了・縮小による買い控えが続いている。販売低迷は10カ月連続。(表参照)

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主要市場では、1年前に買い替え奨励策が終了して販売が急減していたドイツが、その反動により16.5%増と復調。フランスも8.2%増と伸びた。一方、イタリアは20.7%減、スペインは23.5%減、英国は11.5%減と不振が続く。

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主要メーカーでは伊フィアットが20.2%減、トヨタが11.1%減と不振が目立った。最大手の独フォルクスワーゲン(VW)は5.9%増。日本車では日産、三菱が販売増を記録した。

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