2011/2/28

環境・通信・その他

6人に1人が過密住居で生活、中東欧で環境劣悪=EU調査

この記事の要約

居住人数に対して適正な空間のない過密住居に暮らしている人が、EUでは平均して6人に1人に上ることが統計局ユーロスタットの「住居環境調査」で分かった。\ 同調査は2009年のデータに基づくもの。これによると、過密住居に住む […]

居住人数に対して適正な空間のない過密住居に暮らしている人が、EUでは平均して6人に1人に上ることが統計局ユーロスタットの「住居環境調査」で分かった。

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同調査は2009年のデータに基づくもの。これによると、過密住居に住む人が人口に占める割合はEU27カ国平均で17.8%。最高はラトビアの57%だった。このほか、ルーマニアとハンガリーが55%、ポーランドとリトアニアが49%、ブルガリアが47%と、居住環境が悪い国は中東欧諸国に集中している。

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最低はキプロスの1%。このほか、オランダ(1.7%)、スペイン(3.2%)、アイルランド(3.7%)、ベルギー(3.9%)、マルタ(4%)、フィンランド(5.9%)、ルクセンブルク(6.4%)、ドイツ(7%)、英国(7.2%)、デンマーク(7.8%)フランス(9.6%)が10%未満となっている。

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