2011/7/11

競争法

イーライリリーのヤンセン動物用薬品部門買収を承認

この記事の要約

欧州委員会は7日、米製薬大手米イーライリリーがベルギー同業ヤンセン・ファーマスーティカの動物用医薬品部門「ヤンセン・アニマル・ヘルス」を買収する計画を承認したと発表した。\ ヤンセン・ファーマスーティカは米ジョンソン・エ […]

欧州委員会は7日、米製薬大手米イーライリリーがベルギー同業ヤンセン・ファーマスーティカの動物用医薬品部門「ヤンセン・アニマル・ヘルス」を買収する計画を承認したと発表した。

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ヤンセン・ファーマスーティカは米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の子会社。J&Jは3月、動物用医薬品部門をイーライリリーに売却することで合意していた。取引の詳細は未公表。

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欧州委はイーライリリーが買収により、コクシジウム症向け医薬品など一部の分野でシェアを大きく拡大するものの、なお多くの競合会社が存在することから、競争上の問題はないと判断した。

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J&Jは同日、欧州委の認可に伴い、売却手続きを完了したと発表した。

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