米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは14日、仏大手銀行ソシエテ・ジェネラル、クレディ・アグリコルの長期債務格付けを1段階引き下げたと発表した。保有するギリシャ国債の評価損が膨らむ恐れがあることから格下げに踏み切ったとしている。
\ソシエテ・ジェネラルの格付けは上から4番目の「Aa3」、クレディ・アグリコルは同3番目の「Aa2」に引き下げられた。
\ソシエテ・ジェネラルは4-6月期にギリシャ国債の評価損で3億9,500万ユーロの損失が発生。クレディ・アグリコルも同期に、同じ要因で2億200万ユーロの損失が生じていた。
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