欧州委員会は19日、独ルフトハンザ傘下のブリュッセル航空(ベルギー)とTAPポルトガル航空(ポルトガル)に対して、EU競争法違反の疑いで立ち入り調査を実施したことを明らかにした。
\欧州委は今年2月、両社のコードシェア(共同運航)協定に競争法違反の疑いがあるとして調査を開始していた。自社が運航していない路線だけでなく、競合する路線でも提携している点が、競争阻害に当たるとの見解に基づくものだ。
\欧州委によると、両社には同問題に加えて、新たに不当な談合の疑いが浮上したことから、13日に立ち入り調査を実施したという。
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