仏大手銀行のBNPパリバは12月28日、ロシアの消費者金融部門を同国最大手銀行スベルバンクと新設する合弁会社に移管すると発表した。これによりBNPパリバはロシアの小口金融事業から撤退することになる。
\業務を移管する合弁会社の出資比率はスベルバンク70%、BNPパリバ30%。
\BNPパリバは昨年9月、政府系銀行によって支配されるロシアでのリテール銀行事業を、消費者金融業務を除いて閉鎖することを決定。今回の決定により、同国では投資銀行部門を残すだけとなる。
\欧州の銀行では、英HSBC、バークレイズも昨年、ロシアの小口金融事業から撤退している。
\