2012/4/2

産業・貿易

昨年の特許出願件数3.7%増、中国が急増=欧州特許庁

この記事の要約

欧州特許庁(EPO:本部ミュンヘン)が3月26日発表した年次報告書によると、2011年の特許出願件数は前年比3.7%増の24万4,437件となり、過去最高記録を更新した。中国からの出願が急増した。特許登録が認められたのは […]

欧州特許庁(EPO:本部ミュンヘン)が3月26日発表した年次報告書によると、2011年の特許出願件数は前年比3.7%増の24万4,437件となり、過去最高記録を更新した。中国からの出願が急増した。特許登録が認められたのは6.9%増の6万2,115件だった。

\

欧州38カ国からの出願は、全体の38%に相当する9万1,835件。国別ではトップのドイツが3万3,181件で、2位フランスの1万2,107件を大きく引き離した。企業では独シーメンスが2,235件で最多だった。

\

欧州外の国の出願件数は、米国が5万9,688件で、欧州を含めた全体で1位となった。日本は前年比13%増の4万7,404件で、アジアでトップ。アジア2位は中国。前年の160件から1万6,946件に増加し、3位韓国の1万3,254件を上回った。

\