2012/4/23

欧州ビジネスウオッチ

独企業景況感、6カ月連続改善

この記事の要約

ドイツのIfo経済研究所が20日発表した4月の独企業景況感指数(2005年=100)は前月から0.1ポイント増の109.9となり、6カ月連続で上昇した。今後6カ月の事業の見通しを示す期待指数は横ばいの102.7となったも […]

ドイツのIfo経済研究所が20日発表した4月の独企業景況感指数(2005年=100)は前月から0.1ポイント増の109.9となり、6カ月連続で上昇した。今後6カ月の事業の見通しを示す期待指数は横ばいの102.7となったものの、現状判断を示す指数は0.1ポイント増の117.5に改善。Ifoのハンスヴェルナー・ジン所長は、ドイツ経済は欧州債務危機などの影響を凌いでいるとの見方を示した。

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業界別でみると、製造業は現状判断と期待指数がともに大きく改善。工場稼働率も上昇した。小売業は現状判断が悪化したものの期待指数は上昇した。卸売業は現状判断が改善した一方で、期待指数はやや落ち込んだ。建設業では両指数がともに悪化している。

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