2012/5/28

欧州ビジネスウオッチ

独CATV最大手、同業4位を買収

この記事の要約

独ケーブルテレビ(CATV)最大手のカーベル・ドイチュランド(KDG)は21日、同4位のテレ・コロンブスを銀行や投資会社のコンソーシアムから買収することで合意したと発表した。買収額は6億1,800万ユーロ。独連邦カルテル […]

独ケーブルテレビ(CATV)最大手のカーベル・ドイチュランド(KDG)は21日、同4位のテレ・コロンブスを銀行や投資会社のコンソーシアムから買収することで合意したと発表した。買収額は6億1,800万ユーロ。独連邦カルテル庁は今回の買収計画を慎重に審査する意向だ。

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テレ・コロンブスは独東部とヘッセン、ノルトライン・ヴェストファーレン州を中心に光ケーブル事業を展開している。2009年に経営破たんの直前まで追い込まれ、ヘッジファンドや銀行からなるコンソーシアムの傘下に入った経緯があり、今回の取引額の大半は債務の返済に充てられる。KDGはテレ・コロンブスの回線を近代化し、同社の顧客に高速インターネットサービスなどを提供していく。

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