2012/6/4

競争法

旭硝子の独インターパーネ買収を承認

この記事の要約

欧州委員会は5月29日、旭硝子が独ガラスメーカーのインターパーネ・グラースインドゥストリーを買収する計画を承認したと発表した。\ インターパーネは建築、ソーラー用のフロートガラスのメーカーで、独自のコーティング技術を持つ […]

欧州委員会は5月29日、旭硝子が独ガラスメーカーのインターパーネ・グラースインドゥストリーを買収する計画を承認したと発表した。

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インターパーネは建築、ソーラー用のフロートガラスのメーカーで、独自のコーティング技術を持つ。ドイツのほかフランス、オーストリアにガラス製造・加工施設がある。旭硝子は昨年12月、欧州子会社AGCガラス・ヨーロッパを通じて、同社の株式51%を取得することで合意していた。買収額は未公表。

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欧州委は審査の結果、旭硝子のインターパーネ買収が欧州ガラス市場の構造を大きく変えることはなく、買収後も多くの有力企業との厳しい競争にさらされるとして、競争上の問題はないと判断した。

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