2012/6/18

欧州ビジネスウオッチ

オペル、独ボーフム工場16年末で閉鎖か

この記事の要約

米ゼネラル・モーターズ(GM)の欧州子会社オペルは13日、独ボーフム工場を2016年末に閉鎖することを検討中だと発表した。同社は販売減が続き過剰生産能力を抱え込んでおり、設備が老朽化したボーフム工場は以前から閉鎖の第1候 […]

米ゼネラル・モーターズ(GM)の欧州子会社オペルは13日、独ボーフム工場を2016年末に閉鎖することを検討中だと発表した。同社は販売減が続き過剰生産能力を抱え込んでおり、設備が老朽化したボーフム工場は以前から閉鎖の第1候補と目されていた。

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ボーフム工場では現在、ミニバン「ザフィーラ」を生産しているが、オペルは現行モデルが終了する16年末で打ち切る。次世代モデルについては最新設備を持つ独リュッセルスハイム本社工場で生産するとの見方が有力だ。

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ボーフム工場の閉鎖は決定しておらず、同工場の従業員代表は新たな生産車種の確保に向けて経営陣と交渉する意向だ。ただ、『フランクフルター・アルゲマイネ』紙によると、他の工場の従業員代表はボーフム工場を存続させるのは難しいとみているという。

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