2012/7/2

欧州ビジネスウオッチ

仏ヴェオリア、英水道事業の株式90%売却

この記事の要約

仏公益企業のヴェオリア・アンビロヌマンは6月28日、英国で展開している水道事業の株式90%を売却することで合意したと発表した。債務圧縮が目的で、英保険大手プルーデンシャルと米モルガン・スタンレーの合弁インフラ投資会社リフ […]

仏公益企業のヴェオリア・アンビロヌマンは6月28日、英国で展開している水道事業の株式90%を売却することで合意したと発表した。債務圧縮が目的で、英保険大手プルーデンシャルと米モルガン・スタンレーの合弁インフラ投資会社リフト・アクイジションに12億4,000万ポンド(約15億3,000万ユーロ)で売却する。

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ヴェオリアは147億ユーロの債務(昨年末時点)を2013年末までに120億ユーロ以下に縮小する計画。その実施に向けて、昨年末に資産売却計画を発表し、輸送事業からの撤退、英国の水道管理事業、米国のソリッドウォーター事業などを売却する方針を打ち出していた。

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