2012/7/30

産業・貿易

中国が太陽電池をダンピング輸出、欧州メーカーがEUに苦情

この記事の要約

欧州の太陽光パネルメーカーが24日、中国企業が太陽電池をEU市場にダンピング輸出しているとして、欧州委員会に苦情を申し立てた。欧州委は45日以内に、正式な反ダンピング調査開始の可否を判断する。\ 苦情を申し立てたのは、独 […]

欧州の太陽光パネルメーカーが24日、中国企業が太陽電池をEU市場にダンピング輸出しているとして、欧州委員会に苦情を申し立てた。欧州委は45日以内に、正式な反ダンピング調査開始の可否を判断する。

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苦情を申し立てたのは、独ソーラーワールドなど欧州20社以上が加盟する業界団体の「EUプロサン」。同団体は、中国の太陽電池メーカーが原価を大きく下回る不当な廉価で製品をEUに輸出し、域内で70%を超えるシェアを確保していると主張し、中国製品に反ダンピング税を課すよう求めている。

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中国製の太陽電池をめぐっては、米国でもダンピング問題が浮上し、米政府は5月に約31%の反ダンピング税を適用することを決めた。

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