2012/9/17

欧州ビジネスウオッチ

フィリップスが追加リストラ、2200人を削減

この記事の要約

電機大手のフィリップス(オランダ)は11日、従業員2,200人を削減すると発表した。経営環境の悪化を受けたもので、2014年までに実施する。これにより3億ユーロのコスト節減効果を見込む。\ フィリップスは昨年、12万2, […]

電機大手のフィリップス(オランダ)は11日、従業員2,200人を削減すると発表した。経営環境の悪化を受けたもので、2014年までに実施する。これにより3億ユーロのコスト節減効果を見込む。

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フィリップスは昨年、12万2,000人に上る従業員のうち4,500人を削減する方針を打ち出したばかり。今年4-6月期には1億6,700万ユーロの純利益を計上し、黒字に転換したものの、欧州の景気低迷と中国経済の失速など経営環境が厳しいことから、追加リストラに踏み切る。新たに削減する2,200人は医療機器、照明部門が主な対象となる。

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同社は計6,700人のリストラにより、2014年までにコストを総額11億ユーロ削減できると見込んでいる。

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