2012/11/26

欧州ビジネスウオッチ

カルフール、インドネシアからも撤退

この記事の要約

仏小売り最大手のカルフールは20日、インドネシアから撤退すると発表した。同社が保有する現地法人カルフール・インドネシアの株式60%を提携先のコングロマリット、CTグループに5億2,500万ユーロで売却する。\ 売却手続き […]

仏小売り最大手のカルフールは20日、インドネシアから撤退すると発表した。同社が保有する現地法人カルフール・インドネシアの株式60%を提携先のコングロマリット、CTグループに5億2,500万ユーロで売却する。

\

売却手続きは来年1月に完了の見込み。これによりCTグループはカルフール・インドネシアの全株式を握り、84店舗を引き継いでフランチャイズ展開することになる。

\

カルフールは収益改善に向けて海外事業の整理を進めており、これまでに日本、タイ、シンガポール、コロンビア、マレーシアからの撤退を決めている。インドネシア法人は国内小売り3位で、年間売上高は10億ユーロに上るが、大きなシェア拡大が見込めないことから売却に踏み切った。

\