2012/12/27

欧州ビジネスウオッチ

独海運2社が合併協議、世界4位が誕生か

この記事の要約

独海運大手のハパックロイドとハンブルク・ジュートは18日、合併に向けて協議することを明らかにした。海運業界は世界的に過剰な輸送能力を抱えて不況に陥っており、両社は合併により危機を打開する意向だ。合併が実現すると、世界4位 […]

独海運大手のハパックロイドとハンブルク・ジュートは18日、合併に向けて協議することを明らかにした。海運業界は世界的に過剰な輸送能力を抱えて不況に陥っており、両社は合併により危機を打開する意向だ。合併が実現すると、世界4位の海運会社が誕生する。

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ハパックロイドは旅行大手TUIの元子会社で、現在は地元ハンブルク市や物流事業者からなるコンソーシアムの傘下に入っている。ハンブルク・ジュートは食品事業などを手がけるエトカー・グループの子会社。両社は今後、合併を行うかどうか、行うとすればどのような条件にするかなどを協議する。

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新会社のコンテナ数は250隻強で、輸送能力は100万TEU(20フィートコンテナ換算)を超える。売上高は100億ユーロ強(2011年実績ベース)。ハパックロイドは新会社の資本の3分の2を握る見通しという。

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