2013/6/17

産業・貿易

イスラエルと航空自由化協定に調印、18年に市場を完全開放へ

この記事の要約

EUとイスラエルは10日、航空自由化(オープンスカイ)協定に調印した。これによりEU内の航空会社は域内のどこからでもイスラエル便の運航が可能になり、イスラエルの航空会社もEU内のすべての空港に乗り入れできるようになる。\ […]

EUとイスラエルは10日、航空自由化(オープンスカイ)協定に調印した。これによりEU内の航空会社は域内のどこからでもイスラエル便の運航が可能になり、イスラエルの航空会社もEU内のすべての空港に乗り入れできるようになる。

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同協定により、EUとイスラエルは段階的に航空市場を相互に開放し、2018年には運航便数の制限を撤廃する。また、イスラエルは航空の安全、旅客の権利保護、航空管制などについてEUのルールに従うことになる。

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イスラエルにとってEUは最大の航空市場で、欧州委員会によると同国発着の国際線の57%がEU路線。2011年の旅客数は720万人に上る。欧州委は市場が完全自由化されると年3億5,000万ユーロの経済効果がもたらされると試算している。

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