英製薬大手アストラゼネカは10日、米同業パール・セラピューティクスを買収することで合意したと発表した。買収額は最大11億5,000万ドル。9月末まで買収手続き完了を目指す。
\パールは呼吸器疾患の治療薬を専門とする製薬会社。アストラゼネカは買収により、患者の増加が見込まれる同分野での事業基盤を強化する。
\アストラゼネカはパールに買収代金として5億6,000万ドルを支払う。さらに、パールが手掛けている慢性閉塞性肺疾患(COP)の新薬の開発の進み具合などに応じて、追加で最大5億9,000万ドルを支払う。
\