タイヤ大手の仏ミシュランは10日、国内中部ジュ・レ・トゥール工場でのトラック用タイヤの生産を2015年で停止すると発表した。欧州自動車市場の低迷による販売不振を受けたもの。これに伴い、同工場の従業員930人のうち700人を削減する。
\ジュ・レ・トゥール工場でのトラック用タイヤ生産は、西部ラ・ロシュ・シュルヨン工場に移管する。ラ・ロシュ・シュルヨン工場は2019年までに年産能力を2倍の160万本に増強し、増産に対応する。
\ミシュランは同時に、アルジェリアでのトラック用タイヤ生産を年内に打ち切ることも明らかにした。工場はアルジェリアのコングロマリット(複合企業)セビタルに売却する。
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