2013/7/22

欧州ビジネスウオッチ

独太陽電池大手コナジー、米投資会社が部分買収

この記事の要約

今月上旬に倒産した独太陽電池大手コナジーは19日、同社の一部事業を米投資会社カワ・キャピタル・マネジメントに売却することで基本合意した。売却対象となるのはグローバル販売網と関連する機能、「コナジー」の商標権で、生産設備は […]

今月上旬に倒産した独太陽電池大手コナジーは19日、同社の一部事業を米投資会社カワ・キャピタル・マネジメントに売却することで基本合意した。売却対象となるのはグローバル販売網と関連する機能、「コナジー」の商標権で、生産設備は含まれない。今後詳細を詰め8月下旬に本契約を結ぶ見通しだ。取引金額は公表していない。

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カワはコナジーの独子会社2社と米国、カナダ、シンガポール、タイ、オーストラリア、スペイン、イタリア、フランス、ギリシャ、キプロス、英国の子会社を取得。コナジー本体からはグローバル販売網に関連する管理・経営・インフラ機能を譲り受ける。

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コナジーは独東部のフランクフルト・アン・デア・オーデルとラングスドルフにそれぞれ太陽光発電モジュール工場、実装システム工場を持ち、ラングスドルフ工場についてはすでに売却交渉を進めている。

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コナジーは5日、会社更生手続きの適用をハンブルク区裁判所に申請した。新たな投資家から出資を仰ぐ再建計画が取引先銀行に受け入れられなかったことが引き金となった。

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