欧州委員会が7月30日発表した同月のユーロ圏の景況感指数（ESI、標準値100）は92.5となり、前月の91.3から1.2ポイント上昇した。景況感の改善は3カ月連続で、15カ月ぶりの高水準まで持ち直した。
\ESI はEU内の企業経営者約13万人と約4万人の消費者を対象とした聞き取り調査に基づいてまとめられる。部門別では建設業を除いて改善。上げ幅は製造業が0.6ポイント、サービス業が1.8ポイント、消費者が1.4ポイント、小売業が0.9ポイントとなった。
\EUベースのESIは前月を2.4ポイント上回る95。主要国ではイタリアが2.9ポイント、スペインとフランスが1.2ポイント、ドイツが0.7ポイントの幅で上昇した。
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