2013/8/5

欧州ビジネスウオッチ

シーメンス、レッシャー社長が辞任

この記事の要約

独エンジニアリング最大手のシーメンスは7月31日、ペーター・レッシャー社長が同日付で辞任すると発表した。業績不振のほか、同社長の統率力に対する社内と市場の懸念を受けた措置で、2017年の任期満了を待たずに退任する。実質的 […]

独エンジニアリング最大手のシーメンスは7月31日、ペーター・レッシャー社長が同日付で辞任すると発表した。業績不振のほか、同社長の統率力に対する社内と市場の懸念を受けた措置で、2017年の任期満了を待たずに退任する。実質的には解任された格好。後任にはジョー・ケーザー財務担当取締役が就任する。

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シーメンスが同日発表した2013年4-6月期(第3四半期)決算の中核4部門の営業利益は12億6,100万ユーロとなり、前年同期比で31%減少した。医療機器部門が増益となったほかは軒並み業績が悪化。インフラ・都市部門は赤字に転落した。売上高は2%減の192億4,800万ユーロ。

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