2013/12/2

欧州ビジネスウオッチ

仏オレンジ、ドミニカ事業を売却

この記事の要約

仏通信最大手のオレンジ(旧フランス・テレコム)は11月25日、ドミニカ子会社のオレンジ・ドミニカーナをルクセンブルクに本拠を置く通信会社アルティスに売却することで合意したと発表した。売却額は14億3,500万ドル。\ オ […]

仏通信最大手のオレンジ(旧フランス・テレコム)は11月25日、ドミニカ子会社のオレンジ・ドミニカーナをルクセンブルクに本拠を置く通信会社アルティスに売却することで合意したと発表した。売却額は14億3,500万ドル。

\

オレンジ・ドミニカーナの加入契約者は約340万人。2012年の売上高は5億8,100万ドルだった。オレンジは非中核事業を整理し、大きな収益が見込める事業に経営資源を集中する戦略に沿って、ドミニカ部門の売却を決めた。

\

アルティスはスイス、ポルトガル、ベルギー、カリブ海地域などでケーブルテレビ、携帯電話サービスを展開している。同社は10月、ドミニカのケーブルテレビ、携帯電話サービス事業者トライコムの買収で合意したばかり。今回の買収によって同地域での事業基盤を一層強化する。

\