2014/1/27

総合 –EUウオッチャー

ECB新専務理事の人事が正式決定、独連銀副総裁が就任

この記事の要約

EU加盟国は21日、欧州中央銀行(ECB)の新専務理事にドイツ連邦銀行副総裁のザビーネ・ラウテンシュレーガー氏(49)を起用する人事を承認した。これによってラウテンシュレーガー氏の専務理事就任が正式決定。27日付で就任す […]

EU加盟国は21日、欧州中央銀行(ECB)の新専務理事にドイツ連邦銀行副総裁のザビーネ・ラウテンシュレーガー氏(49)を起用する人事を承認した。これによってラウテンシュレーガー氏の専務理事就任が正式決定。27日付で就任する。任期は8年間。

ラウテンシュレーガー氏は、ドイツ政府の労働次官に転出するアスムセン専務理事の後任となる。女性のECB専務理事就任は。オーストリア人のトゥンペルグゲレル氏(在任期間1998~2011年)以来。

一方、ECBの政策理事会は22日、ユーロ圏の銀行監督をECBに一元化する制度の発足に伴って設置される銀行監督委員会の副委員長にラウテンシュレーガー氏が就任することを提案した。欧州議会による承認を経て同人事を正式決定する。