ユーロ圏景況感、8月も悪化

欧州委員会が8月30日に発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は97.6となり、前月の98.9から1.3ポイント低下した。景況感の悪化は6カ月連続。2カ月連続で長期平均の100を割り込んだ。

分野別では製造業が2.2ポイント、サービス業が1.7ポイントの下落となった。消費者は2.1ポイント、小売業は0.8ポイント、建設業は0.4ポイントの幅で改善した。

EU27カ国ベースのESIは前月を1.0ポイント下回る96.5。主要国はドイツが2.5ポイント、フランスが1.8ポイント、イタリアが1.2ポイントの低下となった。スペインは0.8%改善した。

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