英大手銀行ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)は2日発表した2014年1~3月期(第1四半期)決算で12億ポンド(約5億ユーロ)の純利益を計上し、黒字幅は前年同期の3億9,300万ポンドの3倍に膨らんだ。融資の減損処理費用が大幅に縮小したことなどで収益を押し上げた。
総収入は2%減の50億5,000万ポンドに縮小した。しかし、融資の減損処理が65%減の3億6,200万ポンドに縮小。アイルランド部門の黒字転換、前年同期のような金融スキャンダル絡みの引当金もなかったことで利益が急増した。