デンマークの海運・石油大手APモラー・マースクは2日、海運部門のマースク・ラインが11隻の超大型コンテナ船を調達すると発表した。欧州~アジアのコンテナ輸送市場での競争力強化が目的。投資額は123億クローネ(約16億5,000万ユーロ)に上る。
調達するのは全長400メートルの超大型コンテナ船。同社が保有するコンテナ船では最大規模で、韓国の大宇造船に発注した。2017年4月から18年5月にかけて引渡しの予定だ。さらに6隻を追加発注することも検討している。
マースク・ラインは調達した船舶を小型で輸送効率が低いコンテナ船と入れ替える。