日本発条がハンガリー北部のタタ市に自動車用サスペンションの工場を建設する。同市のヨージェフ・ミチル市長が17日明らかにした。投資額は公表していない。
同社はタタ市の工業団地に取得した8ヘクタールの用地に、床面積1万平方メートルの生産棟を建設する。これに伴い、100人を新たに雇用する。
日本発条は3月、タタの北西約20キロのコマーロムにコイルばねとスタビライザを生産工場を開設する計画を3月に発表したばかり。これに続く拠点設置となる。
コマーロム工場の稼働開始は当初12月と発表されていたが、ミチル市長は来年5月にずれこむとの見通しを示した。