欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2015/7/6

東欧・ロシア・その他

古河電工、ハンガリー研究開発拠点との連携強化

この記事の要約

古河電工は1日、ハンガリーにある研究開発(R&D)子会社のフルカワ・エレクトリック・インスティテュート・オブ・テクノロジー(FETI)との連携を強化すると発表した。FETIの幹部を本社の研究開発本部に招聘してグ […]

古河電工は1日、ハンガリーにある研究開発(R&D)子会社のフルカワ・エレクトリック・インスティテュート・オブ・テクノロジー(FETI)との連携を強化すると発表した。FETIの幹部を本社の研究開発本部に招聘してグローバルなR&D体制を強化するほか、同社に新たな権限を付与するなどして拠点機能を拡充。欧州の自動車・社会インフラ事業を強化していく。

FETIは1990年、欧州における電気絶縁材料の研究機関として設立された。ブダペスト工科大学などハンガリーの学術機関と協力関係にある。これまでに高速光通信用の超小型半導体レーザーや自動車用鉛バッテリー状態検知センサーなどの新技術を開発してきた。

古河電工はFETIに対し、欧州市場での新製品拡販に伴う技術サポートや、同地のスマートインフラ市場での新事業開拓に向けた推進機能を付与する。