独自動車部品大手のボッシュは6日、韓国のワイパーシステム事業を合弁化すると発表した。現地顧客の開拓を強化することが狙いで、同国のワイパーメーカー、KCW(Kyung Chang Wiper)と新会社KBワイパー・システムズを設立。近く営業を開始する。
KBワイパー・システムズは大邱(テグ)に本社を置き、新車と交換部品向けに製品を開発・製造していく。従業員数は約700人。
ボッシュは30年前に韓国進出を果たした。同地の雇用規模は約2,000人で、昨年は現地売上高を前年比20%強増の15億ユーロに拡大した。今後も急速な成長が続くと予想している。