ポーランド電気通信庁(UKE)は19日、第4世代(4G)移動通信規格LTE(ロングターム・エボリューション)の周波数免許をオレンジ・ポルスカ、ポルコムテル、P4、Tモバイル、ネットネットの5社に付与したと発表した。免許の有効期間は15年。
免許交付は競売方式で行われたため、免許料の総額は当初予測の6倍に相当する92億ズロチ(21億7,000万ユーロ)に高騰した。このため通信料金が上昇する懸念が浮上している。また、競売の長期化に難色を示す政府が期限を切ったことへの不満が強まっており、訴訟に発展する可能性もある。