カールスバーグが事務職15%削減、7~9月期の赤字転落で

欧州ビール大手のカールスバーグ(デンマーク)は11日、事務職2,000人を削減すると発表した。ロシア、中国での販売低迷による業績悪化を受けたもので、削減は事務職の約15%に相当する規模となる。

同日発表した2015年7~9月期(第3四半期)の最終損益は44億5,000万クローネ(約6億ユーロ)の赤字だった。不振のロシア、中国事業で77億クローネの減損処理を迫られたことが響き、前年同期の黒字(21億クローネ)から赤字に転落した。売上高は1%増の183億クローネ。

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