12月のユーロ圏景況感指数、0.7ポイント上昇

欧州委員会が7日発表したユーロ圏の12月の景況感指数(ESI、標準値100)は106.8となり、前月の106.1から0.7ポイント上昇した。小売業を除く全分野で改善した。

ESIはEU内の企業経営者と消費者を対象とした聞き取り調査に基づいてまとめられる。分野別では製造業が1.2ポイント、サービス業が0.3ポイント、消費者が0.2ポイント、建設業が0.2ポイントの幅で上昇した。小売業は2.8ポイント悪化した。

EU28カ国ベースのESIは前月を0.7ポイント上回る108.9。主要国ではスペインが3.4ポイント、英国が2.9ポイント、イタリアが0.4ポイント上昇した。ドイツは横ばい。フランスは0.1ポイント低下した。

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