リトアニア政府は15日、エネルギー飲料の未成年者への販売を禁止すると発表した。カフェイン摂取が健康に悪影響を及ぼすことを懸念したもので、18歳以下への販売を禁止する。議会による承認を経て、11月から実施する。
政府は同措置について、エネルギー飲料に含まれるカフェインには中毒性があり、とくに未成年者が大量に摂取すると行動過多の状態になるほか、一部の研究で薬物依存症のきっかけになると指摘されていることから、禁止に踏み切ると説明している。
エネルギー飲料の販売を制限するのは、EU28カ国で初めて。