欧州の太陽光発電、昨年の容量15%増

欧州の太陽光発電事業者の業界団体であるソーラーパワー・ヨーロッパ(旧欧州太陽光発電産業協会=EPIA)が9日発表した太陽光発電容量に関する報告書によると、欧州で2015年に新規設置された容量(送配電網接続ベース)は約8ギガワット(GW)となり、前年の6.95GWから15%増加した。前年を上回るのは4年ぶり。

欧州の太陽光発電容量は2011年の22GWをピークに、3年連続で減少していた。昨年は上向いたものの、増加分の大半は英国の太陽光発電が固定料金買い取り制度の適用で急増したためで、他の国では横ばいまたは減少した。

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