独エーオン、過去最大の赤字に

独エネルギー大手の独エーオン(デュッセルドルフ)が9日発表した2015年12月通期決算の最終損益は69億9,000万ユーロの赤字となった。赤字幅は前期の31億6,000万ユーロを121%上回り、過去最悪を更新した。再生可能エネルギー電力の優遇政策に伴う電力卸価格の大幅下落のほか、火力発電事業の分社化に伴う巨額評価損の計上が響いた。

売上高は3%増の1,162億1,800万ユーロ、営業利益(特別要因を除く)は10%減の75億5,700万ユーロだった。

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