独エーオン、ルーマニアのインフラ整備に1.7億ユーロ

独エネルギー大手エーオンのルーマニア子会社は4月26日発表した今年の事業計画で、同国のインフラ整備に7億8,300万レウ(約1億7,500万ユーロ)を投じることを明らかにした。4億3,300万レウ余りをかけて送電設備などを改修するほか、1億6,000万レウを投じて500キロメートルに及ぶ天然ガスパイプラインを改修し、150キロメートルを新たに敷設する。さらに隣国のモルドバ北東部の配電網整備に1億9,000万レウを投じるほか、これまで進めてきた同国変電所の統合を推し進める。

また、2020年までにルーマニアで1,800万ユーロをかけて変電所と中圧電線網の自動化を進める。

エーオンは2015年、ルーマニア子会社を設立し、電力とガスの小売事業を統合した。同子会社は総延長2万キロメートル超のパイプラインと8万キロメートル超の送電網を運用しており、300万人の顧客を持つ。

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