8月のEU新車販売10%増、前月の1.4%減から回復

欧州自動車工業会(ACEA)が15日発表したEU(マルタを除く27カ国)の8月の新車販売(登録)台数は81万9,126台となり、前年同月から10%増加した。7月は営業日が少なかった影響で1.4%減少し、連続増加記録が34カ月で途切れたが、再び増加に転じた。(表参照)

主要市場ではドイツが8.3%、フランスが6.7%、イタリアが20.1%、スペインが14.6%、英国が3.3%の幅で伸びた。

欧米の主要メーカーはフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が20.6%増となったのをはじめ、軒並み増加した。ただ、フォルクスワーゲン(VW)は6.9%増加したものの、排ガス不正の影響でシェアは25.9%と、前年同月の26.6%から縮小した。

日本勢は三菱を除いて伸びた。上げ幅はトヨタが18%、日産が1.8%、マツダが3.5%、スズキが18.2%、ホンダが23.7%となっている。

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