EBRD、ルーマニアの航空部品メーカーに融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は5日、ルーマニアの航空部品メーカー、ユニバーサル・アロイ・コーポレーション・ヨーロッパ(UACE)に2,500万ユーロを融資することで合意したと発表した。今回の融資は同社に対するものとしては2度目で、融資額は前回(2012年)と同水準。同社は現在、商用機の需要増大に対応し生産を拡大している。

UACEはスイス及びオーストリア系のモンタナ・テック・コンポーネント・グループの子会社で2008年の設立。欧州のエアバス、米ボーイング、加ボンバルディア及び独プレミアム・アエロテックなどにアルミ製部品を供給している。

EBRDはルーマニアに対しこれまでに70億ユーロを投資すると共に、140億ユーロの資金調達を支援してきた。

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