スポーツ車タイプの電気自動車(EV)を日本で初めて量産した京都のベンチャー企業GLMは17日、ドイツの自動車向けソフトウエア会社ATSアドバンスド・テレマティック・システムズと協業すると発表した。GLMが2019年の量産開始を予定するコネクテッドEV「GLM G4」にATSの無線通信(OTA)技術を搭載する方向だ。
ATSは世界の自動車メーカーやサプライヤーによる共同プロジェクトで、コネクテッド・カー向けソフトのオープンソースを開発する取り組み「オートモティブ・グレード・リナックス(AGL)」を主導している。
両社は協業の第一弾として、ATSのOTA、OTAアップデートソリューションのデモ機を、GLMのスポーツEV「トミーカイラZZ」に搭載。18日に開幕した「第5回コネクテッド・カーEXPO」で披露した