エリクソンの業績悪化、4~6月は赤字に

通信インフラ機器大手のエリクソン(スウェーデン)は18日発表した2017年4~6月期(第2四半期)決算で、10億クローナ(約1億500万ユーロ)の純損失を計上し、前年同期の黒字(16億クローナ)から赤字に転落した。

売上高は8%減の499億クローナ。フィンランドのノキア、中国の華為技術との競争激化や、新興国で携帯電話サービス向けインフラの需要が低迷していることで収益が悪化した。

赤字は4四半期期連続。同社は業績悪化を受けて、合理化を強化し、2018年までにコストを少なくとも年100億クローナ削減する方針だ。

上部へスクロール