欧州委員会が28日発表したユーロ圏の7月の景況感指数(ESI、標準値100)は111.2となり、前月の111.1から0.1ポイント上昇した。景況感の改善は2カ月連続。
ESIはEU内の企業経営者と消費者を対象とした聞き取り調査に基づいてまとめられる。分野別ではサービス業が0.8ポイント、建設業が1.8ポイントの幅で上昇した。製造業は横ばい。消費者と小売業は0.4%低下した。
EU28カ国ベースのESIは前月を0.8ポイント上回る112.1。主要国ではドイツが0.6ポイント、英国が3.9ポイント上昇した。一方、フランスは0.7ポイント、イタリアは0.6ポイント、スペインは1ポイントの幅で悪化した。
