ウイルス対策大手アバスト、東京に拠点開設

ウイルス対策ソフト大手のアバスト(チェコ)は26日、東京に事業拠点を開設した。パソコンと携帯端末向け製品の拡販が目的。すでに日本語による製品サポートを開始している。

日本では5人に2人がパソコンを実店舗で購入していることから、アバストは店舗販売ができるパッケージソフトウエアの営業に力を入れる。同社のヴィンス・ステックラー最高経営責任者(CEO)によると、日本における同社製品の利用者数は現在470万人。

アバストは日本を含む15カ国で事業を展開しており、ユーザー数は4億4,000万人超に上る。昨年7月にはオランダ同業AVGテクノロジーズを買収し、アバストとAVGの両ブランドで製品を提供している。

上部へスクロール