欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2014/7/7

総合 – 欧州経済ニュース

欧州議会の議長、シュルツ氏が再選

この記事の要約

欧州議会は1日、改選から初の本会議を開き、ドイツ人のマルティン・シュルツ氏(58)を議長に再選した。同氏は2012年1月から議長を務めていた。欧州議会の議長再任は史上初めて。 シュルツ氏は第2会派である欧州社会党グループ […]

欧州議会は1日、改選から初の本会議を開き、ドイツ人のマルティン・シュルツ氏(58)を議長に再選した。同氏は2012年1月から議長を務めていた。欧州議会の議長再任は史上初めて。

シュルツ氏は第2会派である欧州社会党グループ(中道左派)が欧州委員会の次期欧州委員長候補に擁立した人物。最大会派の欧州人民党(中道右派)が推すユンケル氏の欧州委員長就任を社会党グループが支持する見返りに、人民党が欧州議会議長ポストを譲った。

シュルツ議長の任期は2017年1月までの2年半。両派は協議を通じて、後任の議長は人民党から選出することで合意している。