P&Gのメルク大衆薬事業買収、欧州委が承認

欧州委員会は8月28日、独製薬大手メルクの一般用医薬品(大衆薬)など消費者向けヘルスケア事業を日用品大手の米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が買収する計画を承認したと発表した。

P&Gは4月、メルクの費者向けヘルスケア事業を34億ユーロで取得することで合意。欧州委に認可を申請していた。

欧州委は両社の対象事業が概して補完的関係にあり、事業重複が限定されているため、同取引に競争上の問題はないとして、無条件で承認した。

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