欧州委員会が8月30日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は111.6ポイントとなり、前月の112.1から0.5ポイント低下した。小売業と建設業を除いて落ち込んだ。景況感の悪化は8カ月連続。
分野別では製造業が0.3ポイント、サービス業が0.6ポイント、消費者が1.4ポイントの幅で低下した。小売業は1.4ポイント、建設業は1ポイント上昇した。
EU28カ国ベースのESIは前月から横ばいの112.3。主要国はドイツが0.1ポイント、フランスが1.3ポイント、イタリアが0.8ポイント、スペインが0.7ポイントの幅で低下した。英国は1.5ポイント改善した。