EU統計局ユーロスタットは7日、2018年4~6月期の域内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。ユーロ圏の成長率は速報値と同じ前期比0.4%。設備投資の堅調などに支えられ、前期と同水準の伸びを維持した。(表参照)
EU28カ国ベースの成長率も0.4%で、速報値と変わらず。前年同期比ではユーロ圏、EUとも2.1%増となり、いずれも速報値の2.2%から0.1ポイント下方修正された。
ユーロ圏では設備投資が前期比1.2%増となり、伸び率は前期の0.3%から大幅に拡大した。個人消費の伸び率は前期を0.3ポイント上回る0.4%。輸出は0.6%増で、前期の0.7%減からプラスに転じた。