欧州委員会動向、EU域内産業・サービス・政策をウオッチ

2014/7/14

東欧・ロシア・その他

チェコ失業率、6月は7.4%

この記事の要約

チェコ労働省が8日発表した2014年6月の失業率は7.4%となり、前月の7.5%から0.1ポイント低下した。失業率の低下は4カ月連続。季節雇用者の増加や景気回復が軌道に乗り始めたことが失業率の改善につながっているようだ。 […]

チェコ労働省が8日発表した2014年6月の失業率は7.4%となり、前月の7.5%から0.1ポイント低下した。失業率の低下は4カ月連続。季節雇用者の増加や景気回復が軌道に乗り始めたことが失業率の改善につながっているようだ。前年同月比では0.1ポイント上昇した。

6月末時点の求職者数は53万7,179人で、前月末から1万2,794人減少した。一方、求人数は1,456件増の4万9,479件で、求人1件あたりの求職者数は平均10.9人となる。ただ、今後数カ月間は高校・大学新卒者の求職活動が活発化することから、失業率は再び上昇する見通しだ。