三井ハイテックがポーランド進出、高効率モーターコアを生産

三井ハイテックは6日、ポーランドにモーターコアの製造・販売を手掛ける100%子会社を設立すると発表した。欧州市場での販売強化とグローバル供給体制の構築が目的。電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)に必要な高効率の車載用コアを中心に生産し、自動車や環境・エネルギー関連市場に供給する。

新会社「三井ハイテック・ヨーロッパ」を南部のオポーレ県に設立する。資本金は500万ズロチ(約1億5,000万円)。三井ハイテックは同地を選んだ理由として、日本やドイツの自動車メーカーの拠点と近いことや、低い投資費用と豊富な労働力、手厚い優遇措置をあげた。事業の開始時期は未定。

同社はまた、欧州市場調査の強化に向けて独フランクフルトに事務所を開設する計画も明らかにした。

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