独建材大手クナウフ、ロシアに新工場開設

ドイツの建材大手クナウフは先ごろ、ロシア南部のサマーラに新工場を開設したと発表した。新工場が建設されたのは同地のチャパエフスク工業団地で、今後33人を雇用し石膏ボードや下塗剤などを生産していく予定。

新工場への投資額は17億ルーブル(2,230万ユーロ)。同工場の年間生産能力は石灰混合製品が11万トン、パテ2万トン、プライマー350トンとなる見通しだ。

ドイツのバイエルン州に拠点を置くクナウフは世界最大の建築用仕上げ材メーカーの1つで、世界86カ国に製品を供給している。グループ全体の2016年の売上高は約65億ユーロ、従業員数は約2万7,000人。

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